今年に入ってから、日本国内でも海外でも、何かと騒がしい動きが表面化しているように思いますので、それらの新たな事態が発生する度に、関連する話題で霊媒Mと雑談をする機会があります。
その中には、前回投稿した記事【『河野談話』検証の後に目指すもの[小ネタ]】や、他にもオフレコの話題などが含まれるのですが、今回ご紹介するのは、とあるオフレコの話題について霊媒Mと雑談を交わしているうちに、関連事項として取り上げられたものです。
■ 霊媒Mと連携している霊界の住人の方との会話にて
以前『銀の紐を越えてα』に投稿した記事【宇宙の構造と神々や人間が目指すもの[メッセージ修正版01]】にて、人間の目的についてや、宇宙が輪廻を繰り返している事、人間と神々の役割の違い、そして神々の目的についてなどのテーマについて、大まかな内容をご紹介しました。
その中に、人間の成長(正確には「人間に宿る霊」の成長)を促す作業が神々の役割の一つであり、それは神々の目的にとっても必要不可欠な作業であるとの説明がありました。
また、『銀の紐を越えて』にて掲載中の記事【この通信文を読まれる皆様へ(霊的知識の教科書:序)】や、記事【肉体と霊体(霊的知識の教科書:9)】などによって、霊と物質が融合したままで過ごす環境(=今私たちが存在している“地上界”)や、霊と物質の融合と分離の状態変化(=人間に例えると誕生と死)は、神の働きに依る所であるとの見解が示されました。
そこで、管理人にはとある疑問が浮かびました。
「霊の世界では、霊的成長度や関心の方向性が似通ったもの同士で集まる傾向があるそうだが、いわゆる“地上界”では、霊的成長度や趣味趣向の異なる者が、一箇所に混在している。
その環境は、自分が未知の新たな知見を得るには都合良さそうに見えるが、果たして本当にそうなのか?
例えば、ぱっと見には明らかに進歩の跡が見えるようでいて、実は意外と同じ事を飽きもせずに繰り返している――そんな場面に気づく事が、最近目立つような気がする。
特に歴史を頭に思い浮かべながら、現在の時事問題などを観察していると、「~は昔からこんな事ばかりを繰り返している」とか、「こんな構図は昔どこかで見たな」と感じる場合が少なくない。
人間個人としては成長しているのかも知れないけれども、国や民族レベルで見ると、それこそ何百年も同じ事を繰り返しているのではないかと思う事例もあるくらいだ。
神々が人間の成長を促す為に活動しているのなら、ちょっと効率が悪い気がするのだが、神々はその辺をどの様に見ているのだろうか?」
こちらの疑問について、霊媒Mと連携している霊界の住人の方は、概ね以下のように述べておりました。
『まず、この宇宙すべてを統括する神様でも理解の及ばない部分はあるが、宇宙を統括する神様の方針に基づいて、今の地球では以下のような活動を行っている。
まず、人間に宿る霊の成長度を、分かっている霊と、成長中の霊と、未熟な霊の3種類に分けた時、この3種類の割合が一定になるように調整している。
その上で、上記3種類の割合をどの程度にすれば、全体として最も早い成長を促せるのか、割合を変えて試行錯誤している所だ。
分かっている霊と未熟な霊の割合は同程度で、成長中の霊との割合をどの程度にすると最も早く成長を促せるのか、割合を変えながら何回も繰り返し試している。』
言わば、多くの一般の人々の中に、一定数の聖人君子と悪党を置いて、一般の人々が双方を見比べながら、自分自身で聖人君子への道を選択するような環境を作り出そうとしている、とでも考えればよいのでしょうか。
そこで管理人はこの様な質問をしました。
「分かっている霊と、成長中の霊、未熟な霊とは、それぞれがどの様な基準で決まってくるのか。
また、今までに試した中で分かった事と、今現在がどの様な状態なのか。」
それに対して霊界の住人は、概ね以下のように回答しました。
『分かっている霊というのは、人間として必要な経験をほぼ積み終えて、もうすぐ次の段階へ進める人々。神になる為の最終試験(記事【神となるための最終試験】参照)に臨んでいる人もその中に含まれる。
未熟な霊というのは、今回の誕生で初めて人間としての経験を積む霊のこと。
学んでいる霊とは、既に人間としての経験を積んでいる霊で、主にこの霊の成長を促すのが課題となる。
分かっている霊と未熟な霊の割合が多すぎると、学んでいる霊は自分で判断するのではなく、双方の霊の意見に流されて二つに分裂してしまう。
現在は、分かっている霊と未熟な霊の割合が少ないのだが、割合が少なすぎるからなのか、上手く影響を及ぼせていない。
どちらかというと未熟な霊の方に引き寄せられているようだ。』
未熟な霊に引き寄せられているという事は、言わば悪党が蔓延る世の中になっているという事です。
現状は学んでいる霊の成長に失敗しているという事なのでしょうか。
「それは不味いのではないか。
まさか、今回は失敗したので、一旦リセットして、もう一回最初からやり直すのか?」
それに対して、霊界の住人は以下のように回答しました。
『否、最初からやり直しはしないが、分かっている霊と未熟な霊の割合をもう少し増やした方がいいだろう。
バチカンの拠点を開放したので、そちらの方で分かっている霊の数が増えて行くだろう。』
そこで管理人が「――と言う事は、既に拠点が開かれている日本も、分かっている霊の数は多いのか」と聞くと、霊界の住人は『他の土地よりは多いが、3種類のどの霊もいる(*注1)』とのことでした。
その他、幾つかの細々した話題にも触れましたが、大まかには以上の様な話がありました。
*注1:
3種類のどの霊もいる――というのは、話のニュアンスとして『他の土地よりも日本の方が、分かっている霊の数が多いと言っても、日本国民全体から見れば極一部であり、大多数の国民は学んでいる霊に分類される』様です。
上記の記事をご覧になった皆様は、どの様な感想を持たれましたか。
神々が人間の成長を促す役目を担っているなら、何らかの働きかけをしているのだろうとは想定しておりましたが、今回の話は管理人にとって“思いも寄らない話”でした。
ただ、霊界の住人の皆様は「自分自身でよく考えて判断する事」の重要性を、『銀の紐』に掲載中の記事などを通じて繰り返し述べておりますので、霊的成長度の異なる人々を一箇所に集めた上で、その中の人が自ら考えて、より成熟したお手本に学べるような環境を作りだろうと試行錯誤している――その様に考えると、この様な働きかけもありなのかも知れないと思います。
もっとも、管理人には神々の働きかけを確認する術がありませんし、神々は上記の話以外にも様々な働きかけをしているのかも知れません。
今回の記事につきましては、あくまでも[小ネタ]ですので、「もしかしたら神々がその様な働きかけをしているのかも知れない」という程度に受け止めておくのが、ちょうど良いのかも知れません。
Silvercord管理人
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