2014年1月30日木曜日

神仏習合の弊害について

先日、霊媒Mと管理人はこちらを訪ねました。



神奈川県にある江ノ島です。




そしてこちらが、今回の目的地である【江島神社】です。

御祭神は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた、三人姉妹の女神様とのことで、奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、この三女神を江島大神と称しているそうです。

さて、今回江島神社を参拝したのは、とある目的の為なのですが、その目的については後ほどご紹介することとして、別途江島神社の三女神様から『銀の紐』をご覧の皆様へ向けてのメッセージとして、霊媒が御神籤を預かって参りましたので、先に御神籤についての解説をお届けしたいと思います。
なお、今回は三人の女神様の連名でお話し頂けるとのことですので、便宜上『江島神社の神様』と表記致します。





■ 江島神社の神様との対話

管理人
今日は神奈川県の江ノ島にある江島神社に参りましたが、その際に江島神社の神様から『銀の紐』をご覧の皆様へのメッセージとして、御神籤を預かっておりますので、最初にそちらの解説をお願い致します。



運勢|小吉
第23番

あせればあせるほど苦しみが多く損をし、災がくる運です。
しかし何事も控え目にし自身を守り誠実な日常を送れば大きな幸がやって来るでしょう。


江島神社の神様
今までずっと問題意識を持っていた方々が、最近になってようやく少しずつ動ける状況に変化してきているために、早く動いて、早く事を成し遂げようという、急いた気持ちが感じられるので、余り焦りすぎると、大事なことを見落としたり、守らなければならない部分を見過ごしてしまったり……という結果になる危険があるので、もう少し冷静になる方が良いのではないかと感じております。

管理人
では、次の「言」についてはいかがでしょうか。


「言」

友と交わるにはすべからく三分の侠気を帯ぶべし。
人と作るには、一点の素心を存するを要す。


江島神社の神様
これも先程のものと同じ事で、「やっと活動できるようになってきた」という思いの方に目が行ってしまって、忘れてはいけない大事なものを置き忘れてしまい易い状況になっていると感じておりまして、よくよく自分自身がこれから行おうとしていることに目を向けて、よく考えてみる事を心がけた方が良い状態であると思います。
焦りがある為に、見落としがちなものが存在してしまっているように見えるのですね。
その見落としがちになっているものが、実は大切なものであったりする……と言う所を、もっときちんと把握しておく必要があるのではないかと思います。

管理人
では、裏側についてはいかがでしょうか。



教え

一つの欠点でその全人格を推しはかってはならない。


江島神社の神様
ある一つの物事の全体像を把握するのではなくて、一点だけを見つめて物事を判断することの危うさについての警告です。
自分自身が好まない部分を持っている人でも、実は全体を見た時には、好ましい部分や自分が学べる部分が具わっているという事は当たり前のようにありますので、好ましい相手については良いのですけど、好ましくないと思った相手については特に注意が必要だと思います。
そこをきちんと見極められないと、自分自身の成長も出来なくなってしまいますので、注意して頂きたい所ですね。


神のみこえ

器にはしたがひながらいはがねも
とほすは水の力なりけり


管理人
こちらは以前投稿した記事【初詣に行ってきました】で紹介した、明治神宮の大御心(明治天皇御製)と同じなのですが、いかがでしょうか。

江島神社の神様
水というものは、柔軟でありながらも、一点に集中させることで、岩などに穴を空けることが出来る。
それと同じように、何かに取り組む際にも、基本的には柔軟に対応しながらも、ここぞという時にはブレることなく集中して力を注いで行くことによって、必ず道が開けるので、焦らないで、確実に、自分の気持ちがブレないように。
「何を成し遂げたいのか」をしっかり心の内に持っていればブレることはないので、その一点に集中して力を注ぐことが出来ます。
時間をかけることによって曖昧になってしまったり、諦めてしまうことになっては、目的は果たせなくなってしまうので、自分がどこに集中して力を注ぎたいのかをしっかりと見極めて、その目標に向けて力を注いで行きましょう。

管理人
これは周囲の出来事を観察していて思うのですけど、いつの間にか目的と手段を取り違えてしまっている場合が目立つように思います。
元々は、目指していた目的を成し遂げるために特定の手段を用いていたはずなのに、いつの間にか特定の手段を行使することに拘る余り、最初に目指していた目的からは却って遠ざかってしまう事例が多いように感じるのです。
ですから、目的は見失わないように、そして手段はその場の状況に応じて柔軟に対応しながら、着実に目的に向かって近づいていきましょうということで宜しいでしょうか。

江島神社の神様
はい。

管理人
御神籤については以上で宜しいでしょうか。
それでは、ここから本題に入りたいと思います。
これは『銀の紐を越えて』に掲載中の記事【厳島神社における霊界事情(日本のパワースポット7)】にて、厳島神社の神様と地元の方との意思疎通が上手く図れていないので、神様が対応に苦慮しているという話を紹介しました。
実は、つい先日なのですが、たまたま江島神社の写真を拝見する機会がありまして、その際に霊媒が「江島神社の神様が話をしたがっているようだ」と述べておりました。
調べてみると、厳島神社と江島神社は共に『宗像の三女神』と呼ばれる女神様を祀っているとのことでした。
そこで、以前厳島神社を参拝した際に霊媒が感じた違和感の正体を突き止めて、その状態を解消するために何らかのお手伝いが出来るのではないかと考えました。
そこで霊媒が、江島神社にある三人の女神様を祀った三つの社殿の写真を見た時に、中津宮――こちらは市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)様が祀られているとのことですが、こちらの写真を見た時だけ、霊媒が違和感を感じたようです。
そこで最初は霊媒より、実際に参拝した感想を教えて頂けますか。


奥津宮



中津宮



辺津宮


霊媒M
この中津宮自体は、写真で見た時のような違和感はなくて、神社らしいエネルギーに満ちている場所でした。

管理人
ということは、写真を見た時は違和感があったのに、神社を参拝した時には全く違和感が感じられないとのことなのですが、どうしてこの様な事が起こっているのでしょうか。

江島神社の神様
(霊媒と管理人が)実際に訪れた時に、何故違和感を感じなかったのかをご説明申し上げますと、私たちの思いを受け止めようとして下さる方々――私たちに願いを叶えてもらおう……ではなくて、私たちの思いを受け止めて、世間に伝えようとして下さる方々だから、その様な違和感は感じなかったということです。

管理人
そうすると、願い事を願うことに、何か問題があるのでしょうか。

江島神社の神様
願い事を願うのは構わないのですが、その内容が問題で、自分自身の欲望のためにお願いをするのは……宜しくないのですが……。
私たちにも役割があって、聞き届けられる願いとそうではないものがありますが、到底聞き届けられないものが当たり前に求められてしまう状況があって、そういった願いには行き場がなくて……人間の欲望というものは(霊的)エネルギーを不安定にしやすいのですね。
それで、行き場のないエネルギーがその場に止まってしまう。
きちんとそういったものを回収する神様も居られるのですが、その神様が回収するまでは、行き場のない多くの人の思いが止まる形になってしまうので、そうするとエネルギーが不安定になって、霊感の強い方には違和感として感じられるのだと思います。

管理人
三つの社殿に別れていますけれども、この三つの社殿をまとめて『江島神社』となっていると思うので、人間の欲望などの思いが向けられるのは、どの社殿も変わらないと思うのですね。
それなのに、市寸島比賣命様の祀られている中津宮だけが、霊媒にとっては違和感が感じられるのかという部分で、今の説明ではよく分かりません。
そういう思いを向けられるのであれば、他の社殿についても霊媒が違和感を感じてもおかしくないと思うのですが、なぜ市寸島比賣命様の社殿だけが違和感を感じてしまうのでしょうか。

江島神社の神様
中津宮だけが、特に、本来の御役目とは異なった願いが集中しやすい場所になってしまっている。
それは、人間の解釈の歪みから生じていると言うことなのですが、本来のものとは別の姿として思い描かれて、願いを込められている。
そういう状況になっているので、私としては、それは私自身の仕事ではないし、その願いを受け止めることが出来ないものなので、そこがやはり問題だと思います。

管理人
「本来のものとは別の姿として思い描かれている」ということですけど、実は私たちも、今回江島神社を参拝する前に下調べを行っております。
かつて、神社とお寺が【神仏習合:wikipedia】といって、一つにまとめられて信仰される時代がありました。
その時に【本地垂迹説:wikipedia】と言いまして、「仏・菩薩が人々を救済するために、仮に日本の神の姿をとって現れる」という考え方が、影響力を持っていた時代がありました。
その中で、市寸島比賣命様が弁財天――弁天様と同一視されて、「市寸島比賣命様が弁天様の仮の姿だよ」という形で信仰されていたようです。
ですから、今のお話とも合わせて考えると、市寸島比賣命様が弁天様と同一視されてしまった点が問題なのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

江島神社の神様
やはりその影響は色濃く残っていて、後に分けられてはいるのですが、人間自体の認識として、別々のものであるにもかかわらず「こういう御利益がある神様だよ」という認識自体は改まらなかった――という影響は大きいと思います。

管理人
元々、市寸島比賣命様と弁天様は全く別の存在であったのに、同一視されてしまったのが問題だというお話を伺ったのですが、それに付け加えて、江島神社や厳島神社も、三人の女神様をお祀りしております。
その中で弁財天信仰に関わってくるのが、市寸島比賣命様だけですので、本来は三人の女神様が協力して神としての務めを果たされていると思うのですが、そのうちの市寸島比賣命様だけが弁天様と同一視されてしまう。
別の存在と同一視してしまうと言うだけでなく、三人の女神様が協力して務めを果たしているのに、そのうちの市寸島比賣命様だけが特別視されてしまうと言うことで、二重の意味で人間の解釈に誤りがあると思うのですが。

江島神社の神様
そうですね。
しかも、弁財天と同一視されてから長い時間、その状態で過ごしてきたので、人間自身の文化として根付いてしまった感覚は取り消せないので、結局そのままダラダラと続いてしまって、現在に至ると言うことだと思います。

管理人
そうすると、江島神社とかお祀りしている神様だけの問題ではなくなってきているような気がするのですが、そもそも『神仏習合』という考え方自体が問題だと言うことですよね。

江島神社の神様
元々別の存在――本来は別の存在であるにもかかわらず、人間の都合で同一視して、それで良しとしてしまった所は、やはり問題が大きかったと思います。

管理人
その神仏習合の状態を、明治時代に分離したのですが、そこで一応修正はされたけれども、その間に人間の文化に溶け込んでしまった部分は修正しきれていないと言うことでしょうか。

江島神社の神様
そうですね。
結局、見当違いというか、今でも的外れなお願いをされることは多いですね。

管理人
そうするとですね、市寸島比賣命様だけではなくて、他の神様も神仏習合の時代には他の存在と同一視されてしまった場合があるようなのですが、私の知る限りでは、他の神様は市寸島比賣命様と同じような問題が起きているという話を聞いておりません。
何故、市寸島比賣命様だけが、極端にその様な影響が出てしまったのでしょうか。

霊媒M
他の神様のことが分からないので、ちょっと受けられないですね。

管理人
分かりました。
でも、その誤りを正さなければ、いつまでもその状態が続きますよね。

江島神社の神様
基本的には、神は願いを叶える存在ではなくて、自分が努力をする中で、後押しをしたり下支えをする存在であると言う認識を持って下されば、今のようなことはなくなると思います。
他力本願なお願いが当たり前の様な感じだと、今の様な状況が続くのではないかと思います。

管理人
今は市寸島比賣命様については、顕著な影響が出ていると言うことですが、他の神様についても、人間の接し方によっては同じ様な状況が起こりえると言うことでしょうか。

江島神社の神様
そうですね、それは共通していると思います。

管理人
それは私たちも気をつけなくてはなりませんし、『銀の紐』をご覧の皆様も、自分自身を振り返って頂いて、今後神様と接する際の心掛けの参考として頂ければと思います。

(2014年1月28日)





今回の記事は、以前厳島神社で霊媒Mが感じた違和感の正体を突き止める、言わば『真相編』という位置づけの内容となります。
実は、当初は厳島神社の神様とその地域の人々の間の問題が原因だと認識していたのですが、単に厳島神社の問題と言うだけでなく、『神仏習合』という歴史的経緯の中で、日本の神様である市寸島比賣命と、元々はヒンドゥー教の神であったサラスヴァティーが仏教に取り入れられたとされる弁財天が、別々の存在でありながら混同されてきたことが問題の本質であるようです。
ですから、江島神社や厳島神社の様に、全国にある『宗像三女神』を祀る神社や、弁財天信仰に関わるすべての場所で、同様の問題が起こっていると考えて良さそうです。

また、神仏習合の時代に、本地垂迹説によって仏や菩薩の仮の姿とされた日本の神様は他にも居りましたが、今回は他の神様が受けた神仏習合の影響については伺うことが出来ませんでした。
しかし、市寸島比賣命が神仏習合の影響を受けているのであれば、他の神様も何らかの影響を受けていると考えられますので、この点につきましては引き続き追跡調査を行いたいと考えております。

なお、記事の前半で取り上げた御神籤についてですが、前回投稿した記事【危機感を煽られた国民が、再度選択を誤る】と、内容的に重なる部分がありますので、『銀の紐』をご覧の皆様に向けて、重ねて注意を促す必要があると言うことなのではないでしょうか。

Silvercord管理人 





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また、コメントを投稿される際は、記事【改めて、ご覧の皆様へのお願いと連絡事項】をご覧下さい。

2014年1月6日月曜日

危機感を煽られた国民が、再度選択を誤る

当Blogをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
今回は平成26年、西暦2014年最初の記事の投稿となります。

皆様は今年の初詣に参りましたでしょうか。
霊媒Mと管理人は、三日に明治神宮を参拝致しました。
この度も御神籤を通じて、御祭神である『明治天皇と名乗る霊』より【銀の紐】をご覧の皆様へのメッセージを預かりましたので、早速ご紹介したいと思います。






参拝したのは三日の午前中でしたが、余り混雑もなく、すんなりとご挨拶が出来ました。

そして御神籤はこちら。



大御心
 明治天皇御製


ならび行く人にはよしやおくるとも
ただしき道をふみなたがへそ

多くの人々と並んで行く世の中で、たとえ、他の人々にはおくれることがあっても、余り急いで、正しい道をふみあやまらないでほしいものです。

成功を急いで、方法を選ばず、終には大きな失敗を招いた実例は沢山あります。急がば廻れというたとえのように、最初の信念を貫いて、正しい道を着実に進みましょう。
(堅実な歩みが大切です)





◼︎ 『明治天皇と名乗る霊』との対話

管理人
今年は1月3日に明治神宮を参拝しました。
その際に上記の大御心――他の神社では御神籤ですね――を授かりました。
霊媒の話によると、こちらは【銀の紐】をご覧の皆様へのメッセージとのことですので、大御心の内容についての解説をお願いします。

明治天皇霊
今年は日本に取って重要な年になるので、焦らずに、着実に目標を達成したいですね。

管理人
日本に取って今年は重要な年とのことですが、日本に取ってどの様に重要な意味合いを持っているのですか。

明治天皇霊
ここ数年、災害に遭ったり、多くの経験を日本国民はして来て、色々と気づくことも多かったと思うのですが、その事によって、「今後日本は何をしたらよいのか?」を自覚する人が増えていると思うので、国として行動を起こしやすくなった。
そういう意味で、今年は、(日本が)今までとは違った動きをする年になるだろうと考えている。

管理人
今年は、日本が今までと違った行動をする年になるとのことですが、もう少し詳しく説明して頂けますか。

明治天皇霊
受け身ではなくて、自ら流れを作ってゆく動きが、徐々に見られるようになってゆくと考えております。

管理人
2012年の初詣で明治神宮を参拝した際には、「日本は元々よい素質を持っていて、その素質を活かせば多くの物事を成しとげる力があるのに、その事を意識していないので上手に生かし切れていない」(記事【頭脳が働いていない】)と言うお話がありました。
ですから、「自分たちが本来持っている力を自覚して、きちんと活かしていきましょう」というアドバイスをいただきました。
それに対して、現在は自己主張を始めたという事ですが、それは自分たちが持っている資質を自覚して活かし始めた現れとみてよいのでしょうか。

明治天皇霊
現時点では、理解できている方はまだ少数派でしょう。
多くの方は、抑圧する力に対する反発心が主だと思います。

管理人
抑圧する力とは、海外からの外交的圧力とか、国内でも「日本の対応に問題があるのだから、日本は自重するべきだ」という論調が、主にマスメディアを中心に盛んだと思うのですが、そういうものに対する反発という事で宜しいですか。

明治天皇霊
そうですね。

管理人
そうすると、2012年と現在を比べた場合の、日本国民のモノの見方、感じ方、考え方の変化について、どの様に見ていますか。

明治天皇霊
不満と不安の気持ちが、より一層強くなったと感じております。

管理人
「不満」と「不安」と言うことは、現在の状況に対して、建設的に物事を解決するのではなくて、混乱状態を助長するような感情の動きだと思います。
そうすると、2012年と比べて現在は危険な方向に流れているという事なのでしょうか。

明治天皇霊
物事を理解している方が、上手にきっかけ作りをしないと、誤った方向に進む危険性があります。

管理人
ちょうど私たちが活動を休止している間に、民主党を中心とした政権から自民党を中心とした政権に変わりました。
現在は安倍晋三氏が首相に就任してから一年が経過した所なのですが、ここまでの間に安倍政権が行っている政策というか、国家を運営する方針について、「ここがおかしい」とか、「どこかに問題がある」と言うことなのでしょうか。

明治天皇霊
政府の方針よりも、むしろ周囲の者達の反応の方が、問題を引き起こしかねない要素になると考えております。

管理人
その周囲の者について、もう少し説明をお願いします。

明治天皇霊
私が一番気になるのは、周りの状況に流されやすい国民の心の動き。
しっかりとした信念があるわけではなくて、危機感を煽られると不安になってしまう。
その為に、以前民主党政権になった時のように、大変な選択をしてしまう。
日本に壊滅的なダメージを与える選択をしてしまう。
これを繰り返してしまうと、日本としては回復するのに時間が掛かってしまう――ここで選択を誤れば。
国の行く末に関心を持ち始めてはいるのだけど、状況をきちんと把握できていない――そんな印象の方が多いので、そこが心配です。

管理人
現在、特に中国や韓国が日本に対して挑発的な行為を繰り返していて、それについて日本国内での不満が高まっています。
日本としては、中国や韓国の言い分には筋が通っていないと言う認識が次第に浸透していっておりますので、彼らの理不尽な振る舞いを何とかしたいという世論が徐々に支持を得ていると見ています。
では、実際にどう対処するかという部分で、過激な方法で一気にケリをつけたいという意見も見られますので、その点は一つ懸念として上げられます。
そこで、仮に中国や韓国と敵対する事態になった場合に、日本がアメリカとの関係をどの様にとるかという部分は重要だと思います。
ただ、今までの経緯から、アメリカからも理不尽な扱いを受けてきたと感じられる部分があって、「この際日本に取って足枷となってきたものをすべてはね除けてしまえ」と言う極端な意見の方もいるようですので、その方向へ引きずられてしまうとマズいと感じているのですが。

明治天皇霊
物事は何でも思い通りに進むわけではないので、最終的に何を守りたいのか、何を成し遂げたいのかをしっかり、常に中心に据えて物事を考えないと、手段が目的化してしまって、結局、最終的な目標には到達できなくなってしまうと思います。
自分たちは最終的に何を成し遂げたいのかを考える時に、目標・目的を中心に据えて考えることが出来るようにしておく必要があると感じます。
ただ感情的になってしまうと、それが難しくなってしまうので、感情的になっている方をどの様にしてフォローしていくのか、そこが一つの分岐点になる。
そこで感情的な人たちの気持ちの収めどころを上手く誘導して上げないと、政府なども道半ばで足を引っぱられる結果になると思います。

管理人
昨年の年末に安倍首相が、公約としていた靖國神社への参拝をしました。
それに対して中国や韓国からは批判的な反応があったのですが、逆に日本国内の幾つかの世論調査で、70%程度の国民が参拝を支持するという結果が出ました。
一方、安倍首相の靖國参拝を受けて、アメリカから「日本は自重するように」という趣旨のコメントが出たために、感情的にアメリカの反応に噛みついてしまう人々も見受けられました。
要は、そういった感情的な反応をしてしまう人々に対して神経質に取り扱わないと、もう一度失敗する方向へ引きずられてしまうという事なのでしょうか。

明治天皇霊
過激に反応する人だけではなくて、一般の国民にも「よく分からない」「よく見えない」部分がどうしても出てきてしまう。
政治を行っている上ではどうしても仕方のない部分ではあるのですが、「物事には順序があるんだよ」と言うことが分かる程度の説明をする必要はあると思います。

管理人
国民に対する政府の説明が足りないという事でしょうか。

明治天皇霊
これは双方の認識の違いに問題があると思いますので、一概に政府の説明が足りていないと言うだけではなくて、国民の側も、自分たちが何を分かっていないのかがよく分かっていない。
政府の側の人間は、自分たちが何を行っているのかは当然分かっているので、その前提で話したり、行動しますけど、国民には、政府が前提としている知識がないので、今ひとつ伝わっていない場合があります。
そして国民の側は、何を分からないのかがよく分かっていない人も大勢おります。
ですから、一概にどちらかが(問題だ)とは言えない。

管理人
双方の認識の不一致と言うことだと思いますけど、その状況を改善するために、何かアドバイスはありますか。

明治天皇霊
本来は、両方の間を取り持つのがマスコミの役目なのですが、今はそれを望むことができないので――そうすると、政治家と国民の間で、できるだけ細かく交流を計る機会を持つようにするしかないでしょうね。
実際にそういう活動は行われているみたいですが。

管理人
それだけでは足りないという事ですか。

明治天皇霊
そういう場に集まる国民は限られてしまう。
いつも同じ様な顔ぶれが集まるようになってしまうので、今の段階では難しいのかも知れませんね。
まだまだ、漠然とした不安は持っていても、本当に危機感を持っているわけではない方も大勢いらっしゃるので、難しいのかも知れませんね。

管理人
ここまでの話を踏まえて、今【銀の紐】をご覧の皆様が、自分の身近でできることに何があると思いますか。

明治天皇霊
やはり、情報の共有化を推し進めてゆくのが、一番大切になってくる、重要になってくると思うので、既に行われている方もいらっしゃると思いますが、情報発信をしてゆく。
自分が知ったことをまとめて、情報発信してゆく――地道な作業ですが、大変重要ですし、途切れさせてはいけないと思います。

(2014年1月5日)





私たちの活動が休止している間に、様々な物事が変化致しました。
管理人が霊界の住人の方と直接言葉を交えるのも久しぶりですので、あるいは『明治天皇と名乗る霊』がこの御神籤に込めたメッセージの意図を、充分に引き出せていないのかも知れません。
その辺りの感覚は、霊界の住人の皆様との対話の機会を重ねることによって、徐々に調整していきたいと考えております。

さて、今年の年頭に当たっての『明治天皇と名乗る霊』からのメッセージを受けて、ご覧の皆様はどの様な感想をお持ちでしょうか。
以前投稿した記事【努力する方向性をはっきりさせよう】では、小國神社の神様が「現実を目の当たりにして何とかしようと動いてきた(少数派の)人達は、自らが率先して動いて道を切り開こうという意識を持っている方々なのですが、まだその割合が少なく、受け身の方の割合の方が高い」と述べておりました。
それに対して、これからは「受け身ではなくて、自ら流れを作ってゆく動きが、徐々に見られるようになってゆく」と、明治神宮の御祭神である『明治天皇と名乗る霊』が述べております。
自ら積極的に物事に対処する姿勢は良いのですが、冷静さを欠いており、正確な情報を得ていないために、実情を把握できず、目の前の目立つ事柄に反射的に過剰反応している方が多いようです。
私たちは民主党政権に国政を委ねるという誤った選択をし、そこで多くの経験を積んだはずなのですが、このままでは再び選択を誤って、日本に壊滅的なダメージを負わせてしまう可能性もあるようです。
しかし同時に、その様な現状を打破するために参考となるアドバイスも頂いておりますので、ご覧の皆様も上記記事をよく読み込んで頂き、ご自身で思い当たる節はないか、身の回りで出来ることはないかと再確認した上で、今年一年間を上手に乗り越えて頂きたいと思います。

ここで【銀の紐】への記事投稿を再開するに当たり、ご覧の皆様にお知らせがございます。
以前投稿した記事【生存報告と今後の予定について】にて述べましたように、霊媒Mは新たなプロジェクトに取りかかっております。
今回の活動再開は、そちらの新規プロジェクトに伴う付帯的な作業となりますので、以前と比べると記事の投稿頻度は控えめになります。
現時点では一ヶ月に1~2本程度の更新を想定しておりますので、そのつもりで気長にお付き合い下さい。
Silvercord管理人 




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